企業と人の最適なマッチングを。自身の間違った転職経験から未経験の領域へと踏み出した元大手メーカー営業マンの挑戦~後編~

企業と人の最適なマッチングを。自身の間違った転職経験から未経験の領域へと踏み出した元大手メーカー営業マンの挑戦~後編~

企業と人の最適なマッチングを

現在、人材エージェント会社Create Aで、数多くの求職者と面談し、人生の大きな意思決定を支援する三島一仁さん。

自分自身の間違った転職経験により、「企業と人の最適なマッチング」に課題を感じ、未経験の職種に飛び込んだ経験があります。

前編では彼の紆余曲折あったキャリア、エージェントへのキャリアチェンジをするきっかけを取り上げました。(前編の記事はこちら

本連載ラストである今回の記事では、彼の現在の実業務や経験を交えながら
キャリアチェンジをする中で重要な要素を描いています。

20代はいくらでも挑戦できる年代

一歩踏み出したいけど勇気が出ない、そんな自分自身のキャリアに悩む若手社会人の方に是非読んでいただきたいインタビューです。

前職

職種:
大手メーカー 営業職

内容:
新卒で入社した商社から大手メーカーに転職。

大手メーカーや商社に対し、スナック菓子の袋やゼリーの蓋材などの包装用プラスチックフィルムの提案・販売や、工場との生産スケジュール調整を行う

転職の軸

  1. 前職で、自身が培ってきた営業スタイルを否定されたこと
  2. 1度目の転職で気づいた、会社と人のマッチングの重要性と社会課題への意識
  3. 「人がより楽しく生きていくためにはどうすればいいのか」という人生かけてのテーマへの挑戦

現職

職種:
CreateA合同会社 キャリアコンサルタント/リクルーティングアドバイザー

内容:
キャリアコンサルタントとして求職者と面談する一方、
リクルーティングアドバイザーとして企業の中途採用課題の解決にも取り組む。

今まで約50名の求職者の転職意思決定に関わり、約200社の企業を担当中。

営業事務からコンサルタントに。未経験でもチャレンジした理由

Create A様だとどういう求職者の方からのご相談が多いですか?

僕が担当させて頂く方は、業界も職種も本当にバラバラですね。
それこそメーカーの方もいらっしゃれば、WEBだったり金融だったり。 職種も販売員からコンサルタントの方までいらっしゃいます。

未経験の方がWeb業界やコンサル/人材業界にチャレンジするのはハードルの高い事だと思うのですが、成功エピソードなどありますか?

小さな商社の営業事務からWEB広告代理店のマーケティングコンサルタントに転職された方がいらっしゃいました。

凄く仕事に対して前向きなスタンスの方で、営業事務の頃は常に営業の方がいかに働きやすいようにサポート出来るかを考えながら働いてました。

営業の方の負担を少なくするために、Excelのツールを作ったりとか。

その方は社会人になるまでExcel自体使ったことが無かったのですが、自分で勉強してピボットテーブルとかマクロとか組めるようになって、その功績が会社から評価されて3年連続で社長賞を取られている方でした。

その方の転職志望理由って何だったんですか?

その会社でやれることは全部やったという実感があったみたいです。

営業支援システムを全て整え、これからは仕組みを回していくだけとなった時に、どういう成長がしたいかという起点に立ち、様々な職種を見た結果、Web広告コンサルで様々な案件を回すのがよいという結論に至りました。

その方に不安はなかったのですか?

もちろん相当あったと思います。

このままアシスタント職でいくのか、未経験のWeb業界に飛び込むのか。

ただ、その不安は内定が出た頃には殆ど無くなってましたね。

この方に限った話ではないのですが、一番不安だったのは選考応募前で、気づけば不安が解消されていたなんてこともよくあります。

選考前は企業の事も知らないし、業界も職種もよく分からない状況なので、当然と言えば当然なんですが、この方もそんな感じでした。

なので「まずは会社の人と話してみて、合わなければ辞退すれば良い」くらいのスタンスで応募して、気づけばやりたい気持ちの方が大きくなってましたね。

中華料理を食べたことがない人に、麻婆豆腐の旨さはわからない

ちょっと話が変わってしまうのですが、人がチャレンジしたいと思うとき、①チャレンジしたい対象がみつかるかどうか ②その対象に意思決定できるかどうか が重要だと思います。意思決定はもちろんなんですが、そもそも自分のチャレンジ領域を見つけるためにはどうすればいいと思いますか?

「転職」に関して言えば、まずは転職の専門家、つまりエージェントに相談するのが良いと思います。

僕が言うと身もふたもなくなっちゃいますが。笑

でも家を買うか悩んだ時は不動産屋、結婚式で悩んだらウェディングプランナーに相談しますよね?

転職だって同じで、専門家だからこそ企業の選び方や業界や職種とか、自分が知らない事をたくさん知ってるし、視野も広い。

相談していかに情報をキャッチアップして選択肢を広げるか。

まずはここの行動をいかに起こすかだと思います。

中華料理食ったことない人に、麻婆豆腐の旨さはわからない、みたいな話ですね。笑

転職エージェントの人に相談するのって意外と障壁高いのでは?

転職エージェントという存在自体を知らない人もいますし、知っていてもマイナスな印象を持ってる方は多いです。

「結局人を転職させてお金取ってるんでしょ」と。

私自身も転職活動中に「この人は本当に自分のことを思って転職を勧めているのか?」と疑問に思ったエージェント会社もありましたしね。

でも、どこの会社でもそうだと決めつけないで、まずは一度相談に行ってみて欲しいです。

相談にお金は掛からないので、そこのエージェントが合わなければ、他のエージェントに相談しても良い。

そうやって自分が一番信頼できるエージェントを見つけることが最終的に良い転職をする最善の方法だと思います。

ちなみにエージェント会社を選ぶ際にはRAとCAが分かれていない会社がおすすめです。

※RA:リクルーティングアドバイザー:企業人事と向き合い採用課題の解決をする。

CA:キャリアアドバイザー:求職者に向き合い、日々の面談・キャリアのアドバイスを行う。

現職(CreateA)ではどういう形態で企業紹介を行っているのですか?

1担当者がRAもCAも担当しています。

転職者の方に合わせて、企業側に営業しに行くこともありますね。こんな小さな会社ですが、テレビ局を担当させて頂いたこともあるんです。

転職する前に、現職で環境を変えるアクションをしたか?

求職者の方に合わせて、企業側に直接アクションを取れるのは、CreateAさんならではの魅力ですね。現職に少しモヤモヤしている求職者の方が、転職相談に踏み切るにはどうしたらいいと思いますか?

「将来自分はこのままでいいのか?」という問いを自分に問いかけてみてほしいです。

「今の会社に不満がないが、将来に対して不安はある」程度でもご相談頂ければいいと思います。

転職した方が良い人と転職しない方が良い人の区分はどういう基準でされていますか?

この質問は難しいですね…。

ただ、企業人事と直接やり取りをしている僕だからこそ感じる部分は大きく2つで

①環境を変えるアクションをしてきたか
②継続性、持続力はあるか

ですね。

なるほど!①から詳しくお聞かせください。

自分がどれだけ頑張っても上手くいかない状況の場合、基本的には転職した方が良いと思います。一方で、自分にできることは何か?やり方を通すにはどうすれば良いか?を考えて行動した実績がないと転職は難しい。

人事の色々な方との話で「面接ではやりたいことを言ってるのに、実際には何もやってない人が多い。本当にやりたいならどこに居てもそれが出来る環境を作るために行動してるはず。その行動すらしてないなら本当にしたいことじゃないんだよ。」と言う言葉をよく聞きます。

当たり前ですけど、規模に関係なくどんな会社にも社風とルールが存在するんですよね。

だからこそ、環境を変えようとするアクションを起こしたか起こしていないかが重要で、転職するかしないかはそこで判断すればいいと思います。

変えようと行動して、変わらないなら諦めた方が良いこともあります。

確かに、環境要因の言い訳ばかりして、自分でアクションを起こさない人は多いですよね…。 では、②の継続性、持続力はあるか に関しても詳細にお伺いしてもよろしいですか?

それに関して言うと、1社目なら最低1年以上、2社目以降なら最低2年以上は働いていれば転職してもいいと思っています。

絶対条件ではないんですけど、これを満たしていない方の転職活動で人事の方から「人物はとても良く、能力も高いが、継続性の懸念が払拭できなかった」という理由でお見送りになった辛い経験を何度かしました。

企業からすると、どんな理由であろうと今の会社に入社することを選んだ以上、社会人としてやらなければいけないことは当然あって。

そこをやりきったかどうか判断する指標の1つが勤務年数みたいな感じですね。

20代でしか大きな挑戦はできない

最後に、20代前半〜中盤のキャリア形成に関してアドバイスをください!

まず仕事において重要視すべきなのは、

その方が仕事を通じていかに自分の人生を楽しめるか、という部分だと思っています。

その楽しさって、成長実感を感じられることであったり、仕事を通じて社会への貢献を実感できることであったり、人それぞれなのですが。

だからこそ、仕事の中で何に「楽しさ」を感じられるかをまず「理解して言語化」することが肝要

次に、自分が「楽しい」と感じられるコトで、世の中に価値を提供できることって何なんだろう、と考えることが大切ですね。自分がいくら楽しくても、社会から求められていなければ、それは仕事にはなりえないので。

自分が楽しいと感じられることと、社会から求められていることをマッチングする場が仕事であり会社であると思います。

だから最初は自己分析で自分を理解する、次に社会や仕事のことを理解して、自分と仕事とをマッチングさせていく、ことがキャリアの描き方なんですね。

ありがとうございます。では最後に、今の仕事にモヤモヤしている人にメッセージをお願いします!

20代はいくらでも挑戦できる年代です。

逆に言うと大きな挑戦を自分の意志でできるのは20代が最後だと思います。

何故なら年齢を重ねるごとに経験やスキルで判断をされるようになってくるから。

時間的な制約がある中で、まず自分のことを知るために自分と向き合ってみる機会を増やすのが大事だと痛烈に感じますね。

三島さんが語る転職ストーリー・キャリア論はいかがだったでしょうか。

転職のストーリーは人それぞれで転職が是ではありません。しかしながら、大きな挑戦を自分の意志でできる20代だからこそ、自分の人生をどう生きたいのか。今の自分はその理想に照らし合わせたらどうなのかを考えることは非常に重要だと思います。

三島さんにもう少し話を聞いてみたい!相談したいという方は、tomoshibiの公式メッセンジャーまでご連絡を。

CreateA 合同会社 (クリエイトエー)

ネット広告代理店で業界第2位の(株)オプトの執行役員と人事部長が独立し立ち上げた人材会社。

設立は2013年で社員数は現在7名。

「人と向き合う」というビジョンのもと、人事コンサルティングや中途転職支援、長期インターン紹介などの事業を行う。


《人事コンサル事業》

企業様の人事制度の設計や採用要件の作成、また講師としてマネジメント研修などを行う。

《中途転職支援事業》

キャリアコンサルタントとして、WEB業界や人材業界の企業様を中心に中途の採用支援を行うとともに、転職を考えておられる方のカウンセリングやアドバイス、求人紹介を行う。

《長期インターン紹介事業》

弊社で働いている現役の大学生が面談を介して「キャリアに悩んでいる大学生」と「長期インターンを募集している企業様」のマッチングを行う。

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