「誰かの前進に関わること」 自分の感情に素直に向き合った元銀行マンが語るキャリアの歩み方~前編~

「誰かの前進に関わること」 自分の感情に素直に向き合った元銀行マンが語るキャリアの歩み方~前編~

人の前進に携わりたい

日系の大手メガバンクから、大手保険会社に転職したMさん。

前職で結果を残し、将来の安定が保証されていた中で、
完全成果報酬形態の現職へ移ることを決断できた理由とは?

そして、「保険は大切な人との繋がりを作り出してくれる大切な糸」と語る彼が秘める、将来成し遂げたい世界観とは?

今働くことにモヤモヤしている人、決断に迷っている人に是非読んでもらいたい

「感情に素直になること」は重要であるということ。

前職

職種:
大手メガバンクリテール職

内容:
新卒で入社したメガバンクにて、主に中小企業のオーナーや地権者などの個人の資産家の方に対して、資産の保全管理や運用、資産承継などに関わるサービスを提供。

転職の軸

  1. お客さんの為に自分と相手が納得したものを提案できること
  2. 時間・活動方針の自由度が高い働き方
  3. 多種多様な業種に勤める多くの人と繫がることが出来る環境

現職

職種:
大手保険会社営業職

内容:
老若男女問わず、個人の方々に対して生命保険・医療保険などを提案。
保険担当者としてだけではなく、人生におけるパートナーとして様々な相談に乗ることも。

納得感を持って「リテール職」を選んだ就活時代

前職は何をされてらっしゃったんですか。

Mさん(以下「M」).前職では、大手メガバンクの「リテール職 ※1」として、中小企業のオーナーさまや地権者さまに対して、資産運用や相続に関してのアドバイスをしていました。

※1:リテール職とは、「個人に向けた営業職」のことを指す。銀行においては、個人や中小企業を相手として、決済や預金などの業務のほか、金融商品販売や相続サポートなどさまざまな業務を行う。

就活時はどういう風に意思決定されたのですか。

M.就活時代には、元々人と話すのが好きということもあり、営業職を志望していました。商社や飲料メーカー、金融系など業界問わずいろんな企業の方に会って、お話を伺いました。

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その中でなぜ銀行を?

M.銀行に入りたかったというよりかは「リテール職」に惹かれました。なぜなら、より多くの方々にお会いできると考えたからです。

例えば、MRだと出会えるのはお医者さん中心ですし、システム営業なら企業のシステム担当の方中心、銀行の大企業営業でも財務や経理の方を中心にしか会えないんですよね。

その一方で、銀行のリテールは、富裕層というくくりの中で幅広い方に会うことが出来るんです。

多種多様な人と関わりを持てるというところが銀行のリテール職を志望した一番大きな理由ですかね。

「本当にお客さんの為なのか」全てはちょっとした違和感から始まった

かなりしっかりとした理由を持って企業選びをされたんですね。その中でどうして転職しようと思ったのですか?

M.個人的に、「リテール職」はすごく面白かったし、色々なことを任され始めていたので、やりがいはあったんです。

ただ、お客さんへの価値提供の仕方に少し違和感を感じてはいました。

銀行の資産運用担当ってどうしても、定期的に金融商品単品での販売目標を与えられるんです。
例えば、Aっていう投資信託を1億売ってこいみたいな感じで。

だからその度に新しい金融商品を案内していくんですけど、お客さんのライフスタイルや価値観によって、商品の好みって全然違ってくるんです。

そういう好みがある中で、目標を達成しないといけないとなると、

「○○さんには本当はAという商品が適していると考えていながらも、、Bという商品を提案しなければならない。」

このなんとなくの違和感が、いよいよマズイかもしれないという思いに変わったのは、入社2年目の10月くらいですね。

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なるほど。そこから転職活動を始められたんですね。しかしなぜ、今の会社と出会い、就職先として考えるようになったんですか?

M.そうですね。そこからエージェントに相談してみたりしたのですが、あまり条件が合わなかったりして。

もう一度転職を考え直そうと思ったのですが、現職の働き方にずっと関心があったのを思い出して、自分の保険を担当してくれていた営業の方に相談しにいったんです。

その担当の方とは大学生の時に知り合っていて、社会人になって当社の保険にも入っていたので元々繋がりはあったんですよ。

ちなみに当初就職先として考えるにあたり関心があったのは、働き方が本当に自由なところですね。

仕事のやり方や出社時間まで全部自分次第ですし。
両親共に会社勤めであった私にとっては、本当に衝撃的でした。

一方で、銀行だと全てにおいて細かいところまで上司・先輩の許可をとらないといけないですし、お客さんのためになると思って考えたことでも「これは駄目だよ」というルールが多すぎるんです。

会社として従業員を守ってくれている、というのはもちろん分かってはいたのですが、それが私には何だか少し窮屈に感じたんです

100%以上の満足感をお客さんに届けること

一般的な日本企業にはない自由度の高さに惹かれたということですね。しかしなぜ、入社を志望するところにまで至ったのでしょうか?

M.「全てはお客さまのために」というカルチャーが会社に深く浸透していたことが、大きな理由です。

自分の保険担当者に相談した際、その方の言葉に強い納得感と魅力を感じたことを覚えいます。

うちは全て紹介で仕事が成り立っています。お客様は、80%や100%の満足では自分にとって大切な方々を紹介などして頂けません。120%、150%、200%の満足を目指さなければならないんです。お客様のために仕事をしない担当者は潰れてしまうんです。

私は確かに自分の加入する保険にも満足していましたし、この言葉を聞いてこの会社への入社を強く志望するようになりました。

その後、入社意思を担当の方より支社マネージャーへ伝えて頂きましたが、当初マネージャーには「若すぎる」と面接を受けることすら許されませんでした。、

しかしその時諦めずに、自分の悩みや今後の夢を伝え続けたことで、面接を受けることを許され、最後には入社のオファーを頂くに至りました。

(編集者注)基本30前半の社員が多い中で、Mさんは非常に若い年齢
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ただ自由さが欲しかったのではなく、お客さんに価値を提供するうえでの自由度の高さが重要だったんですね。
相手にあった価値を提供したいという思いは就活時代からずっと思っていたのですか?

M.それはずっと思っていました。

大学時代に予備校のチューターをやっていたのですが、高校生1人1人に対して、授業や進路のサポート、カリキュラムの選択など、メンターのような感じで動いていたんです。

その経験を通じて、やはり相手が納得したものでないと価値を感じてくれないというのを明確に学びました。

それが今も深く自分の考え方として残っているんじゃないかなと思います。

前編はMさんの前職の意思決定理由と働いてみたうえでの違和感をお聞きしました。
次回の記事では転職を決意するMさんに迫ります。

 

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