こんにちは!
人気テレビ番組「アナザースカイ」から、自分らしく人生を歩んでいくためのヒントを考える、
「アナザースカイに学ぶ、自分の人生の歩き方」シリーズ。
第3回はお笑いコンビ「ピース」の綾部祐二さん。
アナザースカイはアメリカ、ニューヨーク。
どれだけ人から笑われたことでも、自分の納得するものに真っ直ぐ突き進む。
綾部さんはそんな生き方を背中で教えてくれます。
「ニューヨークは世界一の都市です。」
中学生の時先生に言われた言葉。
目立ちたがりの少年にとって、世界で一番の都市への憧れは収まることがありませんでした。
「ニューヨークは世界で一番の都市です」と言われた時から、
自分で行く初めての海外旅行は絶対にニューヨークにしようと決めていました。
引用:https://stworld.jp/earth_info/US/g/NYC/
ニューヨークでやりたかったのは、映画のシーンの再現。
「ティファニーで朝食を」「レオン」などのロケ地を巡りながら、
名シーンを自分で再現して写真を撮っていく。というただそれだけのニューヨークロケ。笑
そもそも映画の再現は、子供のころからずっとしていたそうです。
学校で映画の真似をすると、友達が笑ってくれて、次は何!?と言ってくれることがとにかく嬉しくて、
気持ちよかった。どこかでその味を占めていたと言います。
人に注目してもらえて、自分のやったことでみんなが笑顔になってくれること。
とにかくキャーキャー言われたい、人気者になりたい、ただそれだけ。
自分にとっての幸せはこういうことだと気づきました。
「日本一おもしろいとかそういうのじゃない。とにかく強い光をずっと浴びていたいだけ。」
キャーキャー言われるためにはどうすればいいか。
バンドマン、俳優、スポーツマン、いろいろ考えた先、芸人が一番なれるだろうと思った。
というのが芸人を目指した理由。
16年前、茨城の町工場で油まみれになりながら椅子を作っていた目立ちたがり屋で夢見がちな少年は、
「何言ってんの芸人なんて」「無理に決まってるでしょ」と周りに笑われながら、
とにかく人気者になるため、光を浴びるために必死で下積み生活を送りました。
引用:https://news.mynavi.jp/article/20150724-a577/
吉本に入って10年以上、ようやくお笑い芸人としてブレイクし、
俳優としての活動にも力を入れていこうと決めた矢先、より強い光を浴びたのは相方の方でした。
相方の又吉直樹さんが、芸人として初めての芥川賞受賞。
世間からは「コンビ格差」という憐れみの目が向けられました。
しかし綾部さんは、この出来事が背中を押してくれたと言います。
夢はハリウッドスター
相方がこんな風になってるのに、俺はやらなくていいのかよ。
本を愛し続けて夢を叶えた相方の隣で、自分は何なら夢中になれるだろうと考えた結果、
とんでもない結論に至りました。
「ハリウッドデビューしかない」
中学生の時に憧れた世界一の街の、レッドカーペットのど真ん中。
ここがおそらく、世界で一番明るくて強いスポットライトを浴びられる場所。
一度でいいから、ここに立ちたい。
引用:https://goo.gl/qWRMc3
「何言ってんのハリウッドなんて」「無理に決まってるでしょ」
鼻で笑われるような夢でも、自分で考えていることはずっと同じ。
とにかく強い光を浴びたいだけ。
人に笑われながら、馬鹿にされながら、それでも自分の夢を追い求め続けられるのは、
実際に夢を叶えてきたからだと振り返ります。
16年前芸人になると決めたとき、みんなが笑ってた。
でも今こうやって芸人になって、ニューヨークに来てアナザースカイで喋ってる。
どうだよ!見たか!なってんじゃねえかよ!
16年前茨城の椅子工場からここまでくる確率と、
今この芸能界からハリウッドのレッドカーペットに立つ確率を考えたとき、
今までの方が難しかった気がする。
痛い目で見られたって、笑われたって、もうそれでいい。
とにかく進み続けるだけ。
①自分が一番納得できる軸を持って、②手段に縛られずに進み続けること
自分にとって本当に夢中になれることは何か、自分が本当に求めるモノって何か。
「注目されたい、キャーキャー言われたい、人気者になりたい」
なんだよそれ、そんなんじゃだめでしょ。
って人に笑われながらも、それを貫き通してきました。
面接でよく聞かれる「就活の軸」というものは、それっぽくなくてもかっこよくなくても、
案外こんなものでいいんだと思います。
大切なのは、自分が心から納得しているかどうか。
心から自分が納得していたからこそ、綾部さんは長い芸人下積み時代も
心折れることなく前へ進み続けることができたんだと思います。
さらに綾部さんは、手段に縛られず、目標に向けてまっすぐ進んでいます。
強い光を浴びたいという動機を持ってチャレンジし、芸人という手段を選んで見事成功しました。
今せっかく成功した芸人を捨てて、さらに強い光を浴びるためにニューヨークでのチャレンジを始めています。
引用:https://www.cinematoday.jp/news/N0102414
成功すると、味を占めてしまいなかなかその成功体験は捨てられなくなるもの。
本当に求めているものを見失わず、手段に縛られず、成功体験を捨てながら進んでいけるかどうか。
強い光を浴びたいという、自分が求めているものを見失わず、
芸人はその目標のための手段の一つでしかなく、
その成功を捨ててでもより目標に近づくために進んでいく。
どんなことでも、貫けば立派な軸になる。
ただひたすらにキャーキャー言われたいを貫いていくただの調子乗り男、かっこよくないですか?
次回はメンタリストのDaiGoさん。
アナザースカイはイギリス、オックスフォードです。
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