やりたいことが見つからない。
やりたいことがない。
そんなことを学生、社会人関わらずよく耳にする。
やりたいことが見つからない。見つけたい。自分が嫌だ。だから少しでも変わりたい。変えたい。そんな人のどこかに役に立てば嬉しい。
やりたいことって何のために見つけるの
やりたいことを見つける理由って何なんだろう。
詰まる所、やりたいことを見つけるのは幸せになるための一手段だと思う。
だから別に幸せであるならやりたいことなんてなくてもいいし振り回される必要もない。本当に幸せであるなら。
あなた自身どうしたいのか。この答えでしか幸せは測れない。外の物差しなんて所詮外の物差し。
自己実現欲求という山を目指すためには
やりたいことの正体って何?
自己実現という言葉に置き換える。そしてマズローの欲求段階説に当てはめて考えてみる。
自己実現欲求=やりたいことをやれている状態
この段階へ向かうためには承認欲求という山を越える必要がある。
この壁がまた厄介な毒だ。この毒を受け入れない限りビジョンも見えないし、やりたいことは目の前にあるのにぼやけてしまうだろう。
承認欲求という毒を愛せるのか
承認欲求ってすごく毒。個人的にはそう思ってる。
承認欲求は、他人から承認されるものと自分自身で自己承認をするものに分類される。
他人の承認がないと、自分に自信が持てない。
自分に自信がないと、しまいには他人から賞賛の声も否定してしまう。
自分はそんな人間じゃない。と。
もう負のループ。毒。
しかも他者からの承認って気持ちいもんだからいつまでも浸ってしまうし、際限が無い。
自分の承認は1回きりでいいのに。
承認欲求の正体を受け入れないと何も始まらない。
自分には承認欲求があって、承認を欲しているんだ。これを素直に認めること。
受け入れることから始めないとスタートラインにもたてやしない。
自己肯定感とは
自分のことを受け入れる。自己肯定感と言われるものがある。
「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在だ」と思える心の状態のことだ。言葉を見ると、なんだか自惚れる気がするが、細かく記載をすると自尊感情とも言われ下記4つに分類される。
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周囲から愛され包まれている「包み込まれ感覚」
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友人達と話が通じるという「社交性感覚」
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自分は頑張ることができる人間だという「勤勉性感覚」
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自分のことが好きだという「自己受容感覚」
幸せでいるためには自己肯定感が必要だ。
自分一人だけでは幸せはない。他人と関わる中で幸せがある。
生きていく以上、人と関わることは必然である。
人と関わって生きていく上でこの4つの感情をどう満たしていくかは重要だ。
人に優しくなれた方が、人を素直に受け入れることができる方が、人間関係は楽だ。
他人に優しくしたいのであれば、自分に優しくならないと他人に優しくはなれない。
個人的にはそう思ってる。
他人には優しくなれるのに自分には優しくなれない
インターンやキャリアイベントなどである自分と向き合う系の
コンテンツを通じてよく見る光景がある。
参加者が多く悩み、自分自身に自信が持てなくなるという光景だ。
そして参加者同士でそんなことはない、君にはいいところがある。
そう助言をしている光景だ。
苦しんでいる人を見たら優しく声をかけ、話を聞こうとする姿が沢山ある。
人に優しくできるなら、自分にも優しくなれるはず。
同じ悩みを持ったような子が目の前にいたら、あなたはなんて声をかけるんだろう。
それを自分にかけてあげたらいいだけだと思う。
同じように自分を受け入れることはできるはずだ。
最後に
自分を愛そう。やりたいことをやろう。とかそんなことを言うと強者の理論になってしまう。
ただ承認を満たすだけで終わることはどこか寂しいよ。そう伝えたい。
筆者自身、自分の承認欲求と日々向き合って自分が嫌になるときがある。仕事をしてて、こんなことやりたいな。。。と思う時にまず先に周りの承認を貰いに行ってる自分を客観視してしまうときがある。その時ひどく自分のことを情けなく思う。“人の承認ばっかりもらいにいってダサいな。。。。だったらやりたいことをさっさとやってしまえよ。”
そんな言葉を自分に投げかける。そうすると自分のやりたいことに向こうという意識が働く。人の承認をどこまでも求めてやりたいことを正当化するよりも、やってしまう方が最終的には幸せを感じている。
あなた自身、本当の自分はどうしたいんだろう。自分の心の声を大事にしてほしい。
自分を殺さないためにも。
やりたいことを見つけたいなら、自分自身をまず受け入れるところから始めよう。
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まとめ
やりたいこと(自己実現)が見つからない、見つけたい場合
・承認欲求というものを自覚しよう。
・承認欲求を他者ではなく、自分自身で満たす方が楽。
・自分自身で満たすためには自分に心の声に従おう。
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