前回から少し期間が空いてしまいましたが、連載記事の続編となっております!
以前までの記事はこちら。
Webマーケってよく言うけど実際何をしているの?①~基礎編~
⇒Webマーケティング業界の基本部分と、この業界のビジネスの肝をつらつらと。
Webマーケってよく言うけど実際何をしているの?②~各領域前編~
⇒認知、集客においての方法論を纏めています。
今回は、販売⇒育成領域についての
主な施策と業界構造について、以下の部分中心にお伝えします!
1.誰にどんな状態で買ってもらうかまでデータで分析できる世界観に
2.人口が減少している日本では、CRM施策が非常に重要になってくる
販売ーどれだけ集客しても買ってもらわないと意味がない
「販売」のフェーズは、集客してきたユーザーに
モノを買っていただく/サービスを使ってもらうフェーズです。
この部分を抜かしてしまっては、
一向に企業の売上は立たず、ユーザーに価値を届けることはできません。
マーケティングの肝であるこの領域は、どのような施策があるのでしょうか。
サイト/アプリのUI改善
サイトにせっかく集めてきたユーザーも、
使い勝手が悪くてはすぐに離脱してしまいます。
それを防ぐために、マーケターはどのページで離脱しているのかということを分析し、
改善策を次々と打っています。
ダイナミック広告配信
前回ご紹介したリターゲティング広告の一種です。
自分が見た商品がくるくる回っている広告が出てくる経験をしたことありませんか?
引用:https://blog.feedmatic.net/entry/2017/09/01/105400
あれは、皆さんの一度見た商品をフィードというデータベースに蓄積し、
適切なタイミングで再度広告を出す仕組みになっています。
この膨大なデータベースのおかげで
ユーザーによって、訴求内容や商品の価格なども出し分けたりすることができます。
ビッグデータのおかげで本当に買ってほしい人にしか
広告を出さないということが可能になっているのです。
育成ーファンをどれだけ作るかが重要な時代だ
日本の人口は減少傾向にあります。
全ての先進国に言えることですが、技術革新は進み、モノは溢れかえっている中で、
新規のユーザー数を同じペースで維持していくには大変困難です。
そんな時代の中で、最近脚光を浴びているのが
「CRM」領域、つまりお客さんを育成するフェーズです。
引用:https://www.codetechnology.in/crm-software/crm-feature/
一度買ってくれたお客さんに自社のファンになってもらい、
継続してもらう/口コミで拡げてもらうこと。
特に最近はサブスクリプション型のサービスが増えているので、
無料期間でいかに満足させて、有料課金に移行させるか、
そして違うオプションをどんどんつけてもらい、LTV(Life Time Value)を高めてもらう。
今後は、マーケティングの肝になってくる分野だと言っても過言ありません。
まとめ
前回と今回の記事で
認知⇒集客⇒販売⇒育成という観点から纏めてみました。
上記の4フェーズ中でも様々な企業がひしめき合っています。
次回は、この業界の代表企業を上げつつ、カオスマップを纏めていきます。
Webマーケティング業界に転職しようとしている方は参考になると思うので、
楽しみにしておいてください。
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